帽子の種類をご紹介! 第三弾

今回は、帽子の種類をご紹介する最終回です。
ハンチング帽とベレー帽についてご紹介いたします。

「ハンチング」の種類

ハンチング帽は、ハンティング(狩猟)のために作られた帽子で、頭頂部分が真円に近く1枚布で作られています。

昔イギリスの裕福な人達は普段シルクハットを被っていましたが、ハンティングの際に頭からずり落ちてしまうため、頭の形にピッタリあうハンチング帽が作られました。

雨風や寒さから頭を守るという実用性もありながら、安く生産し手に入れることができたため、ハンチング帽は裕福の人たちだけでなく庶民の間でも着用がすすみました。
現在では、メディアの影響で探偵や商人が被っているイメージが強いかと思います。

モナコハンチング

通常のハンチング帽より、頭頂部分が楕円形で横幅が狭い形状です。
落ち着いたオシャレを取り入れることのできるファッションアイテムとして、男性を中心に親しまれていましたが、女性でも使う人が増えてきました。

プロムナード

プロムナードは庇(ひさし)がなく継ぎ目のないベレー帽によく似た形の形状のハンチング帽です。ベレー帽の多くは、ウールや綿などの素材で作られていますが、プロムナードはニットやフェルトで作られています。
プロムナードはコロンとした丸いフォルムをしているため、かわいいだけでなく上品にも見せることができるファンションアイテムです。

ニュースボーイキャップ

ニュースボーイキャップは、アメリカなどで新聞売が被っていたことから、その名が付きました。「帽子の種類をご紹介! 第二弾」でご紹介したキャスケットと呼ばれることが多いかと思います。普通のハンチング帽とは違い、頭頂部分の生地が一枚ではなく二枚で作られておりボリュームがあるため、実は帽子の種類としてはキャスケットとハンチングの間に位置付けられます。

ベレー帽

ベレー帽は、柔らかくて丸くて平らで鍔や縁がない帽子のことをいいます。
ベレー帽の素材の大半は、ウールやフェルトで作られているため、他の種類の帽子とくらべてもとやわらかいです。

日よけ風よけとして作られたベレー帽ですが、ピカソロダンなどの芸術家や手塚治虫藤子・F・不二雄などの漫画家が被っていたため、文化系の帽子という印象が強いのではないでしょうか。

バスクベレー

バスクベレーは、一般的に見られるベレー帽のことでフランスとスペインの国境であるバスク地方が発祥で作られました。バスクベレーには、頂点にヒモ状のチョボがでているのが特徴でありますが、実はこのチョボはデザインだけで付いているのではなく、バスクベレー帽を作る際に頭頂部分の穴を防ぐための重要なものだそうです。

ミリタリーベレー

ミリタリーベレーは、その名の通り、軍隊で使われるために作られたベレー帽のことを指します。ミリタリーベレーは映画「グリーン・ベレー」で有名になりました。アメリカ軍では当初、ミリタリーベレーは将校しか着用が許されないエリートの証とされていましたが、一般軍人の略装としても使われるようになっています。

まとめ

帽子の種類にはさまざまな、形状や歴史があり調べていて、とてもおもしろかったです。
薄毛を隠すためだけではなく、育毛剤と育毛シャンプーを使って育毛に励みながら、自分にあうステキな帽子を見つけオシャレに着こなしたいと思います。