風にカツラを飛ばされないために自分にあった付け方を

育毛剤って効果出るまでどれくらいかかるのか分からずどうしても待てなくて、カツラを被ることを想像したとき、脳裏をよぎったのが昔のマンガやアニメなどで、風にカツラを飛ばされるシーンです。
突風が吹いて目の前の人の髪型が変わっていたなんて笑えません。凍りつくだけです。

ということで、風に飛ばされないカツラの付け方を調べてみました。

カツラの付け方

カツラを付ける方法として、大きく5つの方法があります。
カツラの付け方といっても帽子のように被るだけなのかと思っていましたが、違うようです。
それぞれのカツラの付け方のメリットとデメリットを書き出してみました。

強度は劣るが肌に優しいカツラの付け方

衝撃などを与えた時に、カツラにズレが生じたり飛んでいったりしないか、などの強度に心配が残りますが頭皮にはやさしいカツラの付け方をご紹介いたします。

  • 頭全体に被るタイプの「ウィッグ」
  • ウィッグタイプは、ウィッグネットを被ってからカツラを被るため、とても簡単に思いのままの髪型を実現することができます。 色とりどりの髪色のカツラは、人毛でなければとても安価に手に入れることができます。 デメリットとして、被る位置がズレると違和感を感じ、ちょっとした衝撃でズレてしまうことです。また、頭全体を覆うウィッグは、値段が安いものだと「髪の毛」としての違和感があり、カツラとバレやすいです。
  • カツラと自分の髪を固定する「ピン」
  • カツラの固定方法として一般的に一番多いのが、自分の髪の毛とカツラの裏側についているピンで固定する方法です。 ピンはクリップのようになっており、開いた状態で自分の髪の毛を挟み込み固定するため、小さい衝撃や風などでズレる心配はありません。 デメリットとして、自分の髪の毛を挟み込んで使うため、挟む部分の髪の毛が傷むことです。薄毛を治そうと、一時的にカツラを被ろうとしている人ならば、せっかく一生懸命生えてきた・生えている髪の毛が抜ける原因ともなるため、ピン留めのカツラ着用法は避けたほうがいいですね。
  • カツラと頭を固定する「両面テープ」
  • カツラの内側に両面テープを貼り付けて、カツラを付けたいところにセットする方法です。 長時間連続で使用することができ、シャンプーやサウナでも使えて水に強い両面テープもあります。 両面テープは旅行先での持ち運びも便利ですし、数日から2週間近く付けたままでも大丈夫な両面テープもあるそうです。 デメリットとしては、自分の髪の毛に両面テープのネバネバがつく恐れがあることです。自分の髪の毛からネバネバをキレイに取ることは難しく、自分の髪の毛が抜けてしまう原因にもなってしまいます。

風が吹いても安心だが頭皮にダメージ

自分の髪の毛とカツラを編み込む「編み込み法」と専用の接着剤でくっつける「接着剤法」は、どんな突風がきても、海で泳いでもカツラをなくす心配はありません。

しかし、デメリットとして編み込みの方法はある程度、髪の毛の量がないと行うことはできず、接着剤では専用のリムーバーでないとカツラを外すことができないためコストがかかります。
そして頭皮にダメージを与えるのであまりおすすめできる方法ではありませんね。

自分にあったカツラの付け方を

せっかく高いカツラを買っても、周りにバレてしまったり、装着に手間がかかるばかりでは疲れてしまいます。カツラを付けるときには、自分の髪の毛の状態や量によって付け方を考えるべきだなと思いました。