育毛剤の『個人輸入』に向いている人とは?
育毛に何百万円も費やしたという記事をみて驚愕しました。なぜ、これだけのお金を費やしてしまったのでしょうか、育毛にはまってしまう理由を調べてみました。
ヘアサイクルとは
育毛には時間がかかるということをご存知でしょうか?なぜなら、育毛にはヘアサイクルという髪の毛の成長メカニズムが大きく関わってくるためです。ヘアサイクルは主に、成長期(2年~6年)、退行期(2週間~3週間)、休止期(3ヶ月~4ヶ月)の3期間に分かれています。ヘアサイクルの期間をみただけでも育毛剤を一週間使用しただけでは効果がでにくいことがわかります。育毛剤の使用には最低でも半年は必要になります。育毛剤
薄毛対策として一般的に思いつくことは、育毛剤ではないでしょうか。育毛剤の場合、月に約7,000円ほどのコストで毎日使用できるため手軽に試してみることができます。また、育毛剤メーカーにはサプリメントとセットになっている育毛剤もあるため、体外だけでなく体内からも育毛効果を促進することができます。育毛サロン
CMなどでネームバリューがある育毛サロンは、病院ではないため、医薬品ではなく医薬部外品の育毛剤を使用します。施術の流れとしては、カウンセリング→頭皮や毛根のチェック→頭皮や毛穴の汚れを洗い落とす→育毛剤を専用器具を用いて浸透させる、という流れです。育毛剤と育毛サロンの料金比較
お試しで育毛剤の効果がでるといわれている約半年使用してみた場合、7,000円×6か月=42,000円 育毛剤なら私生活にあまり負担なく、継続できそうですね。育毛サロンで約半年の契約をした場合、一例として50回コースで約100万のコスト(1回あたり約2万円)がかかります。育毛剤の使用と比較するとかなり高額ですが、カウンセリングや頭皮や毛穴の汚れを落とすための人件費がかかっているため仕方ないのかもしれませんね。育毛剤と育毛サロンを比較すると育毛剤の方がコストがかからず、手軽に始めるにはおすすめです。
期限と予算が大事
育毛剤の使用や育毛サロンに通う場合には、はじめに何ヶ月にするか期限と予算を決めたほうがよいでしょう。なぜなら、育毛サロンに通う場合、初回の契約時に長期間のコースで組んだほうがお得などと店員に説得されると、とりあえず長期間で契約してみようかなと思い予算以上の出費をだすことになってしまうからです。また、育毛剤を使用する場合も、何ヶ月にするか期限を決めていないと、長期間使用していく間にもう少し使用したら効果がでるかもしれない、などと思い、だらだらと使用してしまい期間が伸びる可能性があるためです。その結果、自分の納得がいく育毛効果がでないのに費用が加算でしまった、ということになります。育毛対策を始める場合には、はじめに何ヶ月にするか期限と予算の計画をたててからはじめたほうがよいでしょう。個人輸入とは?
発毛や育毛において、国に認可され、医師から処方される医薬品を発毛医薬品といいます。一部の育毛剤に使用されているミノキシジルなどが発毛医薬品にあたります。大正製薬のリアップ以外、日本国内では医師からの処方によってしか入手できないのですが、個人輸入は医師からの処方がなくても入手できるのです。
- 出版社/メーカー: 大正製薬
- 発売日: 2015/10/05
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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しかも自分が使うために入手する場合、法律に抵触することもありません。
個人輸入の手順
個人輸入は、以下の手順を踏みます。代金の支払いは、個人輸入代行業者に支払い、個人輸入代行業者が海外の薬品メーカーに支払います。ここで注意しておいていただきたいことは、海外の薬品メーカー等が直接注文者へ発送するという部分です。個人輸入代行業者が直接注文者に発送することは認められていません。個人輸入のデメリット
個人輸入にはどんなメリットがあるのでしょうか?日本で入手できない薬品が入手できる
日本では医薬品として認可されていないけど、海外では認可されていて、効果が確認されている発毛医薬品も入手できます。しかも合法的に入手できます。日本で入手するより安価で入手できる
発毛医薬品は医師の処方がないと手に入れられないのですが、命に直接かかわるものではないという見解から、保険適用外になってしまいます。100%自己負担ですから、日本で発毛医薬品を入手しようとするとかなり高価なものになります。ところが個人輸入では、医師の処方も必要ないため、国内より安価で手に入れることができのです。
通院の必要がなくなる
医師の処方がなくても入手できますから、通院する必要がなくなります。個人輸入のデメリット
では逆にどんなデメリットがあるのでしょうか?副作用の危険性
発毛医薬品も薬ですから、重篤な副作用の可能性がないとはいえません。過去に薬の副作用を経験された方やアレルギー体質の方はおすすめできません。偽物を入手する危険性
海外には偽物の医薬品も出回っています。個人輸入代行業者の中には、成分鑑定した結果を記載している業者があります。偽物のリスクを理解し、信頼できる個人輸入代行業者を選ぶなど、リスクをできるだけ回避しましょう。個人輸入は薬事法という法律で認められた方法です。個人輸入代行業者が注文者に薬品を発送することは、認められていないことをすでに説明しました。つまり薬品は、海外の薬品メーカー等が直接注文者に発送しなければならないのです。もし万が一、このルールを守らずない代行業者がいて、代行業者が直接注文者に発送すれば、注文者も法律違反に問われる可能性があります。また個人輸入は自分が使用する薬品のみに認められています。家族や友人の分もまとめて個人輸入することは認められていません。十分注意しましょう。
個人輸入をおすすめできる人
こんな人には個人輸入をおすすめできます!クリニックに通院できない人
お仕事が忙しくてなかなか通院の時間がとれない方、とにかく病院が嫌いな方などいろいろな事情で通院できない方がおられます。そういう方々にとって個人輸入はいいかもしれません。また通院できる人でも通院にかかる心理的負担や時間的負担がなくなるメリットがあります。
海外製品を試したい人
自己責任で自分にあった発毛医薬品を試したい人は個人輸入がいいかもしれません。