かつらで肩こりがおこるのは本当か?

かつらのメリット

髪が薄くなった時や抜け毛が多くなった時は、なんとか頭皮の薄さをごまかそうとしてヘアスタイルを変えたり、生え際の目立たない髪型にしたりもするものです。しかし、遺伝的な抜け毛や病気による抜け毛、ストレスによる脱毛症が原因となっているような時であれば、ヘアスタイルを変えるだけでは追いつかないようなこともあるでしょう。
そのため、そういった時に助けてくれるのがかつらです。かつらというと恥ずかしいイメージがありますが、今はとてもおしゃれなかつらもあり、別に抜け毛に悩んでいない人もおしゃれとして利用することがあるので、すぐに対処できる方法としてかつらを利用してみるというのも良いでしょう。いかにもかつら、というものではなくおしゃれなものも販売されています。

かつらのデメリット

かつらは頭皮の薄さを隠すのにも最適ですが、良質なかつらではないと、かつらだということがばれてしまうこともありますし、不自然なヘアスタイルにも見えてしまうものです。そして、かつらも育毛剤などのヘアケア製品と同じように消耗品ですから、長く使っていけば当然買い替えも必要になります。自分の頭皮にしっかりフィットするものを探そうとすれば、オーダーで注文するしかない場合もあります。
かつらに頼るようになってしまえば、育毛剤を使い続けるよりも高額な費用がかかるか、また変わらないくらいの費用がかかることがほとんどです。そのため、かつらに頼るのは最終的な手段で、地道に育毛剤を使うということも行ってみるようにすると良いでしょう。

かつら使用時の注意点

かつらは薄毛に悩んでいる時も色々なヘアスタイルを楽しむことができて良いものでもありますが、かつらで肩こりがおこるということもあります。かつらは表面から見れば髪の毛だけが頭皮にくっついているようにも見えますが、かつらをしっかり頭皮にフィットさせるためには、しっかりと頭皮に固定させるための資材も必要になります。
こうした留め具などが長く使っていると重く感じることもありますし、留め具によって肩こりやおでこ部分の抜け毛やハゲが進行してしまうこともあります。強力な資材で固定させることは見た目を良くするには必要なものですが、髪が生えやすい環境にするには良くないこともあるので注意が必要です。またかつらによってムレないようにもしなければいけないのでお手入れも大事です。

かつらを使う前に

育毛剤で抜け毛や薄毛対策をしていこうとすれば、長期間の利用も必要になります。しかし、自然に髪を生やしていきたいなら、かつらばかりに頼らないようにすることも大事です。お出かけ時はかつらを使って、自宅ではそのままであれば、いつもと髪が違うことで他人に変だと思われてしまうようなこともあるものです。
そのため、基本的にかつらにすればかつらをずっと使い続けることにもなります。進行形のハゲや抜け毛であれば育毛剤ではっきりとした効果が出るまで待てないということもありますが、そういった深刻な状態でないような時は地道に育毛剤を使ったり育毛シャンプーを使っていくようにしても良いでしょう。徐々に出てくる育毛効果を楽しむこともできます。