女性用育毛剤の副作用とは?

女性用育毛剤の使用期間

育毛剤は効果が出るまでに時間がかかります。
女性用育毛剤は肌に優しく刺激が少ない成分配合のものが多いため、数回の使用で髪が生えるということはありません。最低でも半年程は続けないと、効果を実感できません。これは医薬部外品育毛剤だけには限らず、育毛クリニックの薄毛治療などを行った場合も、半年程の継続で変化を感じられます。そのため、薄毛対策は途中で使用を中断してしまうと、意味がなくなってしまいます。

女性用育毛剤の副作用

女性用育毛剤は塗布するタイプのものを使用する女性が多く、塗布するタイプの育毛剤にも液体・スプレー・ミストタイプがあります。育毛剤の成分の中には化学添加物などが多少なりとも含まれており、その場合に肌が拒否反応を起こすことがあります。その症状としては、かゆみ・発疹などがあり、症状がひどくなると皮膚が剥けてしまうこともあります。このようなアレルギー反応がでましたら、使用をすぐに中止してください。また、育毛サプリメントのような飲むタイプのものも、副作用が生じる可能性があります。

基本的に育毛サプリメントは、栄養素を補う目的で摂取するものが多いですので、成分自体に副作用の可能性があるものは少ないです。
しかし、用法用量を守らなかったり、人によっては含まれている成分によってアレルギー反応が出る場合もあるので、飲んだ後に喉に違和感を感じたり、発疹や倦怠感がでましたら、使用を中止してください。

初期脱毛とは?

副作用と勘違いされやすい初期脱毛というものがあります。初期脱毛とは、育毛剤を使用してから約1か月めあたりに、成長しきれなかった髪の毛が一時的に一気に抜けてしまうことです。これは、ヘアサイクルと関係しているといわれています。

アサイクルとは、一本の毛が成長しはじめてから抜けて落ちるまでの周期で、3つの期間に分かれています。毛根がどんどん小さくなっていき髪の毛の成長が減速する退行期(2~3週間)、髪の毛が抜けるのを待っている休止期(3~4か月)、毛母細胞が分裂して髪が伸びる成長期(2~6年)があります。

初期脱毛で抜けるのは休止期の髪の毛です。通常、3か月ありますが育毛剤の効果で毛母細胞が元気になると新しい毛が古い毛を押し出すため、一時的に抜け毛が増えます。
副作用と勘違いされやすいですが、ヘアサイクルを正常にするための流れの一部のため気にしないでおきましょう。しかし、育毛剤を使用して、炎症や痒みなどが伴ってきた場合には副作用の可能性が高いためすぐに育毛剤の使用を中止して下さい。